拳拳服膺
読み方
けんけん ふくよう意味
「拳拳(こぶしを握りしめるように)」「服膺(心にしっかり受け入れて守る)」の意から、教え・忠告・恩義などを深く心に刻み、忘れずに守り続けること。人の言葉を真摯に受け止め、常に行動の指針とするニュアンスがある。由来
中国古典に由来する語で、「拳拳」は恭しく真心をこめるさまを、「服膺」は胸中に受け納める意を表す。日本への伝来時期の正確な年・時代は不明だが、漢籍由来の成句として古くから文章語で用いられてきた。備考
文章語・硬い表現。主に「忠告/教訓/恩義などを拳拳服膺する」の形で用いられる。日常会話ではやや堅く、演説・文章向き。例文
- 師の『驕るな』という言葉を拳拳服膺して、日々の研究に励んでいる。
- 先輩の忠告を拳拳服膺し、同じ失敗を繰り返さないようにした。
- 祖父の教えを拳拳服膺して生きてきたから、ここ一番でぶれない。
- 注意事項を拳拳服膺せずに作業した結果、大きな事故につながった。
- この理念を拳拳服膺し、組織全体で行動基準を徹底する。
類義語
- 座右の銘
- 金科玉条
- 銘肝鏤骨
- 拳々服膺(同義表記)
対義語
- 聞き流す
- 右から左へ
- 馬耳東風
- 我関せず