才貌両全
読み方
さいぼう りょうぜん意味
すぐれた才能・知性と、美しい容姿の両方を兼ね備えていること。多くは人物、特に女性を称賛する語として用いられるが、性別を問わず使える。外見だけでなく、学識・技芸・判断力などの内面的な能力も高いことを表す。由来
「才貌」は才能と容貌、「両全」は二つがともに完全に備わる意。中国語の成語「才貌双全」と同系の漢語表現で、日本では漢籍・漢文調の語彙として受容された。初出の正確な年代は不明だが、近世から近代にかけて用例が見られる。備考
「才色兼備」に近いが、より漢文調でやや硬い表現。容貌を評価する語を含むため、現代では相手や文脈によっては外見評価と受け取られないよう配慮が必要。例文
- 彼女は研究者としても演奏家としても一流で、まさに才貌両全の人だ。
- 才貌両全と評判の新入社員は、入社早々大きな企画を成功させた。
- その女優は美しいだけでなく脚本も書ける才貌両全の存在として注目されている。
- 面接官は、受け答えの的確さと立ち居振る舞いから、彼を才貌両全の人物だと感じた。
- 才貌両全を期待される役柄だけに、演じる俳優には高度な表現力が求められる。
類義語
- 才色兼備
- 才貌双全
- 秀外恵中
- 色才兼備