手前勝手
読み方
てまえ かって意味
自分の都合や利益だけを考え、他人の事情や迷惑を顧みないこと。勝手気ままで、独りよがりな言動を非難していう。由来
「手前」は自分・自分の側、「勝手」は自分の思いどおり・自分の都合の意。二語が結びついて「自分の都合だけで判断し行動する」意味が定着した。成立時期は江戸期の口語・文芸での用例が見られるとされるが、正確な初出年は不明。備考
主に非難として用いる。口語では「手前勝手な(人/こと)」の形が多い。やや古風だが日常的に通じる。例文
- 自分の意見だけを押し通すのは手前勝手だ。
- 手前勝手な要求ばかり言われても、こちらにも事情がある。
- ルールを無視して行動するなんて、手前勝手にもほどがある。
- 彼の手前勝手な振る舞いに、周囲は次第に疲れていった。
- 手前勝手な正義感で人を裁くのは危険だ。
類義語
- 独善専行
- 唯我独尊
- 自分勝手
- 身勝手
- 我田引水
対義語
- 公明正大
- 天下公論
- 滅私奉公