戦々恐々
読み方
せんせん きょうきょう意味
恐れや不安でびくびくし、落ち着かない様子をいう。また、失敗や危険を強く意識して、必要以上に慎重になっているさまにも使う。単に怖がるだけでなく、悪い結果を心配して緊張し続けている状態を表す。由来
中国最古級の詩集『詩経』小雅・小旻の「戦戦兢兢、深淵に臨むが如く、薄氷を履むが如し」に由来する。成立は西周末〜春秋初期、紀元前11〜7世紀ごろとされる。日本では原形の「戦戦兢兢」から、同義の「戦々恐々」が一般化して定着した。備考
「戦々恐々とする」「戦々恐々たる思い」などの形で使う。日常会話より文章語・報道で見られやすく、恐怖だけでなく萎縮や過度の慎重さも含む。例文
- 社長から急に呼び出され、社員たちは戦々恐々として会議室に入った。
- 試験の結果発表を前に、受験生たちは戦々恐々としていた。
- 法改正の影響が読めず、中小企業は来期の経営に戦々恐々としている。
- 花瓶を割ってしまった子どもは、親に叱られるのではないかと戦々恐々と帰りを待った。
- 炎上騒ぎのあと、彼はSNSでの発言一つ一つに戦々恐々としている。
類義語
- 戦々兢々
- 小心翼々
- びくびく
- おっかなびっくり
対義語
- 泰然自若
- 平然自若
- 大胆不敵