我利私欲
読み方
がり しよく意味
自分の利益だけを求め、公共の利益や他人の立場を顧みず、私的な欲望を満たそうとすること。利己的で身勝手な考えや行動を非難する表現。由来
「我利」は自分だけの利益、「私欲」は公的な立場を離れた個人的な欲望の意。漢籍の特定の故事に基づく成語ではなく、仏教・儒教的な倫理観の中で否定的に用いられた漢語を重ねた表現とされる。成立時期・初出年は不詳だが、近世から近代にかけて一般化したと考えられる。備考
強い批判を含む硬い表現。日常会話よりも新聞・評論・政治批判・道徳的な文脈で使われやすい。例文
- 政治家が我利私欲に走れば、国民の信頼はたちまち失われる。
- 彼の提案は会社全体のためではなく、我利私欲に基づくものだった。
- 我利私欲を捨て、地域のために働く姿勢が求められている。
- 組織の混乱は、幹部たちの我利私欲が招いた結果だ。
- 目先の利益にとらわれて我利私欲を優先すれば、長期的な信用を失う。
類義語
- 私利私欲
- 利己主義
- 自己中心
- 我欲私心
- 私心私欲
対義語
- 大公無私
- 無私無欲
- 滅私奉公
- 公明正大
- 公平無私