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慶弔禍福

読み方

けいちょう かふく

意味

祝い事と弔い事(慶弔)、災いと幸い(禍福)という、人生や社会に起こる対照的な出来事の総称。慶事・弔事や、吉事・凶事など、喜ばしいことと悲しむべきこと、幸不幸をひとまとめにして述べるときに用いる。

由来

「慶弔」は慶事(祝い)と弔事(とむらい)、「禍福」は禍(わざわい)と福(さいわい)を並べた対句的な熟語で、特定の故事よりも漢語の組み合わせとして成立した表現。成立年代は特定しにくいが、漢文・漢語由来の語法として近世以前から公文書・儀礼文などで用いられてきたとされる(正確な初出年代は不詳)。

備考

慶弔は冠婚葬祭、禍福は吉凶の意味合い。並列表現として硬めで、公的・儀礼的文脈(規程、案内、会則など)でよく使う。日常会話では「慶弔」単独が多い。

例文

  • 慶弔禍福に備えて、家族で連絡先と手順を確認しておいた。
  • 会社は慶弔禍福の見舞金規程を整備し、社員を支援している。
  • 慶弔禍福は突然訪れるから、日頃から貯蓄と保険を見直すべきだ。
  • 地域の互助会は、慶弔禍福の際に助け合うことを目的としている。
  • 慶弔禍福を通じて人のつながりの大切さを痛感した。

類義語

  • 慶弔
  • 禍福
  • 吉凶
  • 吉凶禍福
  • 福禍

対義語

  • 禍福無常(対置的に“慶弔・禍福”の区別が揺らぐという意味合いで)

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