慨然長嘆
読み方
がいぜん ちょうたん意味
物事の成り行きや世の中の不条理を思って、心を痛め、深く嘆き続けること。「慨然」は憤りや悲しみを伴う嘆きのさま、「長嘆」は長くため息をついて嘆くこと。由来
漢語由来の四字熟語で、古典漢文の語法に基づく表現。「慨然(がいぜん)」は古くから漢籍に見える語で、憤慨・悲嘆の情を表す。「長嘆(ちょうたん)」も漢文で長く嘆息する意。特定の出典・成立年代は辞書類でも明確でない(中国古典由来とされることが多い)。備考
硬い文語的表現で、文章語・評論調に多い。日常会話では「嘆く」「ため息をつく」などに言い換えられやすい。例文
- 不正がまかり通る現状に、彼は慨然長嘆するばかりだった。
- 戦後の荒廃した街を見て、老人は慨然長嘆の思いに沈んだ。
- 努力が報われない制度を前に、慨然長嘆しても解決にはならない。
- 友の訃報に接し、慨然長嘆して言葉を失った。
- 理想と現実の隔たりに、慨然長嘆する日々が続いている。
類義語
- 痛恨慨嘆
- 悲嘆慷慨
- 長嘆息
対義語
- 意気揚揚
- 欣喜雀躍
- 歓天喜地