意識朦朧
読み方
いしき もうろう意味
意識がはっきりせず、頭がぼんやりして物事を正確に認識・判断できない状態。眠気、疲労、発熱、酔い、けが、薬の影響などで、現実感や受け答えが曖昧になるさまをいう。由来
「意識」は心の働き・自覚を表す漢語で、仏教語として古くから用いられ、明治期以降に心理学・医学の訳語として定着した。「朦朧」は月や景色などがかすんで不明瞭なさまをいう漢語。両語が結びついた成立時期は不詳だが、近代以降に医学的・日常的表現として広まった。備考
医学的な文脈でも日常会話でも使う。重い症状を連想させるため、軽い眠気だけに使うと大げさに聞こえることがある。例文
- 高熱で意識朦朧となり、家族の呼びかけにも返事ができなかった。
- 徹夜続きのせいで、会議中は意識朦朧として内容が頭に入らなかった。
- 事故直後の彼は意識朦朧としていて、自分の名前を言うのがやっとだった。
- 薬の副作用で意識朦朧になることがあるため、服用後の運転は避けてください。
- 山道を歩き続け、脱水症状で意識朦朧となったところを救助された。
類義語
- 意識混濁
- 朦朧状態
- 神志不明
- 半醒半睡
- 昏昏沈沈
対義語
- 意識清明
- 意識明瞭
- 頭脳明晰
- 正気明瞭