意気衝天
読み方
いき しょうてん意味
意気込みや気勢が非常に盛んで、天をも突き抜けるほどに高揚しているさま。強い自信や闘志に満ち、周囲を圧するほどの勢いがあることをいう。個人・集団の士気やムードの高まりを表す。由来
「意気(気持ち・気勢)」が「衝天(天を衝く=天に向かって突き上がる)」ほど盛んだ、という漢語的表現。中国の古典に見られる「衝天」「気衝〇〇」などの語感を背景に、日本でも漢文訓読・漢語表現として定着したとされる。成立の正確な年代は不詳(概ね近世以降の漢語的用法として広まったと考えられる)。備考
「意気衝天の勢い」「意気衝天として」などで用いる。勢い・士気の高さを褒める語だが、過信や空回りを含意する文脈でも使われる。例文
- 新監督の初陣を前に、チームは意気衝天としていた。
- 大会初日に連勝し、部員たちは意気衝天の面持ちで練習に臨んだ。
- 彼は意気衝天に新規事業を語ったが、準備はまだ甘かった。
- 観客の声援を受け、選手の気迫は意気衝天に達した。
- 意気衝天で挑んだものの、想定外のトラブルで計画は頓挫した。
類義語
- 意気軒昂
- 意気揚々
- 気炎万丈
- 意気盛ん
- 勇気百倍
対義語
- 意気消沈
- 士気低下
- 沈滞ムード