意味深長
読み方
いみ しんちょう意味
言葉・態度・文章・出来事などが、表面上の意味だけでなく、その奥に深い意図や含みを持っていること。簡単には言い尽くせない余韻や示唆があり、さまざまな解釈を呼ぶようすをいう。由来
中国語由来の漢語表現です。「意味」は内容や趣旨、「深長」は意味が深く奥行きがあることを表します。中国の文芸・評論表現などに見られる語で、日本へは漢文・漢語の受容を通じて入り、遅くとも明治期(19世紀後半)には定着したと考えられます。厳密な初出年は未詳です。備考
「意味深長な発言」「意味深長な笑み」の形でよく使います。深みをほめる場合もあれば、何か裏がありそうだと含みを疑うニュアンスで使う場合もあります。例文
- 先生の最後のひと言は意味深長で、教室がしんと静まり返った。
- 彼は意味深長な笑みを浮かべたまま、何も説明しなかった。
- その映画のラストシーンは意味深長で、観る人によって解釈が分かれる。
- 社長の意味深長な発言に、会場の誰もが次の人事を想像した。
- 祖父が残した短い手紙は意味深長で、何度読み返しても新しい気づきがある。
類義語
- 含蓄がある
- 示唆に富む
- 奥深い
- 意味ありげ
対義語
- 単純明快
- 単刀直入
- 率直