意味津々
読み方
いみ しんしん意味
表面にははっきり現れていないが、何か含みや意図がありそうで興味を引くさま。言葉・態度・表情・文章などから、裏に別の意味や狙いが感じ取れることをいう。多くは「意味津々とした顔」「意味津々の笑み」のように用いる。由来
「意味」は含まれている意図や内容、「津々」は“満ちあふれるさま”を表す語で、合わせて「意味が満ちている」ことをいう。中国古典由来の明確な典拠ははっきりせず、成立時期も特定しにくいが、近代以降(明治〜昭和期)に日本語として定着したとされる。備考
「意味深長」と近いが、より“含みがあって思わせぶり”のニュアンスになりやすい。多くは人物の表情・態度・言い方などに用い、やや文語的。例文
- 彼は意味津々な笑みを浮かべ、何も言わずに席を立った。
- その一文は短いが意味津々で、読み手の想像をかき立てる。
- 部長は意味津々の表情で『あとで話そう』と言った。
- 意味津々な視線を送られて、私はつい言葉を選んでしまった。
- 彼女の返事は意味津々で、賛成なのか反対なのか判断できない。
類義語
- 意味深長
- 含蓄深い
- 意味ありげ
- 底意地あり
- 含意がある
対義語
- 無味乾燥
- 平板無奇
- 興味索然