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悪事千里

読み方

あくじ せんり

意味

悪い行いは隠してもすぐ世間に知れ渡る、というたとえ。また、悪評や不正のうわさは非常に速く広まることをいう。秘密にしたつもりでも露見しやすいので、悪事を戒める意味で使われる。

由来

中国のことわざ「好事門を出でず、悪事千里を行く(好事不出門、悪事行千里)」に由来するとされる。厳密な初出には諸説あるが、中国で宋代(10〜11世紀ごろ)までに広まった表現で、日本では後半の「悪事千里」が四字熟語として定着した。

備考

単独でも使うが、もとは「好事門を出でず、悪事千里を行く」の後半。日常会話より、文章や説教・訓戒で使われることが多い。

例文

  • 不正会計の事実は一夜で業界中に広まり、まさに悪事千里だった。
  • 先生は『悪事千里というから、見えないところでも悪いことをしてはいけない』と生徒に諭した。
  • 軽い気持ちでついたうそでも、悪事千里で結局は家族に知られてしまった。
  • SNSの時代は特に悪事千里で、迷惑行為の動画はすぐ拡散される。
  • 彼は悪事千里を肝に銘じ、法に触れるような近道は選ばないと決めた。

類義語

  • 悪事千里を走る
  • 好事門を出でず悪事千里を行く
  • 人の口に戸は立てられぬ

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