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悪事千里

読み方

あくじ せんり

意味

悪い行いや悪い評判は、たちまち遠くまで広がって人々に知られてしまう、というたとえ。隠していた不正や不名誉な出来事ほど伝わりやすく、取り返しがつきにくいことを戒める語。

由来

中国古典に由来する成句で、「悪事は千里を走る(悪事千里を行く)」などの形でも見られる。特定の初出年代は明確でないが、漢文由来の表現として古くから伝わり、日本でも江戸期以前から漢籍の素養を通じて受け入れられたと考えられる。

備考

「良い行いは広まりにくいが、悪いことはすぐ広まる」という教訓。会話では「悪事千里を走る/行く」とも。人や組織の不祥事・噂に用いる。

例文

  • 不祥事は隠せると思っていたが、悪事千里で翌日には社内外に知れ渡った。
  • 一度の不正で築いた信用を失うのは、まさに悪事千里だ。
  • 噂は尾ひれがつきやすい。悪事千里と心得て、言動には気をつけなさい。
  • ネット時代は拡散が速い。悪事千里どころか一瞬だ。
  • 悪事千里というし、軽い気持ちの迷惑行為が大ごとになることもある。

類義語

  • 悪名遠扬(あくめいえんよう)
  • 悪評高い
  • 醜聞流布

対義語

  • 善行千里
  • 善因善果
  • 善事多福

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