悠悠自適
読み方
ゆうゆう じてき意味
世間のわずらわしさや生活の苦労にあまり縛られず、落ち着いてのんびり、自分の思うままに暮らすこと。特に、仕事から離れた後などに、時間や心に余裕を持って気楽に生活する様子をいう。由来
「悠悠」はゆったり落ち着いているさま、「自適」は自分の心のままに楽しみ、満ち足りていることを表す。いずれも中国古典に見られる漢語で、現在の四字熟語としての明確な成立年は不詳。日本では少なくとも近代には広く用いられ、のんびりと自分らしく暮らす意で定着した。備考
退職後や隠居後の余裕ある暮らしを表すことが多い。一般に好意的な語だが、文脈によっては「気楽でうらやましい」という皮肉や羨望を含むこともある。例文
- 祖父は退職後、海辺の町で悠悠自適の毎日を送っている。
- 彼女は都会の忙しさを離れ、畑仕事を楽しみながら悠悠自適に暮らしている。
- 悠悠自適の生活に憧れて、山里へ移住する人も少なくない。
- 仕事一筋だった父も、最近は釣りや読書を楽しむ悠悠自適ぶりだ。
- 見た目には悠悠自適でも、その暮らしを実現するまでには長い準備があった。
類義語
- 悠々閑々
- 自由気まま
- 閑雲野鶴
- 気楽自在
対義語
- 汲汲営営
- 東奔西走
- 粉骨砕身
- 右往左往