恫疑虚喝
読み方
どうぎ きょかつ意味
相手をおどし、疑わせ、根拠の乏しいはったりや虚勢で威圧すること。実力や正当な理由ではなく、強い言葉や態度で相手を従わせようとするさまをいう。政治・外交・交渉などで、強圧的なやり方を批判的に述べる際によく使われる。由来
中国古典に由来する漢語で、古くは「恫疑虚猲」とも書かれる。「恫」はおどす、「疑」は惑わせる、「虚喝」ははったりで脅す意。成立は古代中国で、少なくとも戦国時代(紀元前5〜3世紀ごろ)までさかのぼると考えられるが、詳しい初出には諸説がある。備考
硬い文章語で、日常会話より評論・歴史叙述・政治外交の文脈で使われやすい。単に「脅す」だけでなく、虚勢やはったりを含む点が特徴。例文
- 交渉の席で恫疑虚喝に出るような相手には、冷静に事実で対抗すべきだ。
- 彼の発言は実態のない恫疑虚喝にすぎず、社員たちは次第に耳を貸さなくなった。
- 暴力まがいの恫疑虚喝で契約を迫る行為は、社会的にも法的にも許されない。
- 恫疑虚喝ばかりを用いる指導者の下では、健全な議論は育たない。
- その国は周辺諸国に対して恫疑虚喝の姿勢を強め、国際的な批判を招いた。
類義語
- 恫喝
- 威嚇
- 脅迫
- 威圧
- 虚勢
対義語
- 和顔愛語
- 誠心誠意
- 懇切丁寧
- 平心静気