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恍然大悟

読み方

こうぜん たいご

意味

物事の本質や真理に、ある瞬間にはっと気づいて深く理解すること。長く分からなかったことが一気に明らかになり、心の中で大きく納得するさまをいう。特に禅語の文脈では、悟りを得ることを指す。

由来

中国の禅宗語録に由来する漢語表現で、宋代(11世紀初頭、1004年ごろ成立)の『景徳伝灯録』などに見られるとされる。「恍然」ははっと気づくさま、「大悟」は深く悟ること。日本へは禅籍・漢籍を通じて伝わった。

備考

禅・仏教由来のため、日常会話より文章語・やや硬い表現。単なる「気づいた」よりも、真理や本質を深く悟るような大きな理解に使う。

例文

  • 師の一言を聞いた瞬間、弟子は恍然大悟し、長年の迷いが消えた。
  • 複雑に見えた理論も、図にしてみると恍然大悟することがある。
  • 事件の全体像を示す証拠が見つかり、捜査員たちは恍然大悟した。
  • 彼は旅先で古い碑文を読み、祖父の教えの意味に恍然大悟した。
  • 小説の結末に至って、読者は伏線の巧みさに恍然大悟する。

類義語

  • 大徹大悟
  • 豁然大悟
  • 茅塞頓開

対義語

  • 五里霧中
  • 暗中模索
  • 無知蒙昧

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