急転直下
読み方
きゅうてん ちょっか意味
物事の成り行きや状況が、途中の段階をあまり経ずに、突然大きく変わり、そのまま結末や決着へ向かうこと。事件・交渉・物語などの予想外で急な展開を表す。由来
中国古典の特定の一句に由来するというより、「急転(急に転じること)」と「直下(まっすぐ下へ進むこと)」という漢語を組み合わせてできた表現と考えられる。正確な初出年は未詳だが、近代以降、少なくとも明治末〜大正期には新聞や評論などで使われるようになった。備考
ニュース、交渉、事件、物語などの急な展開によく使う。多くは「急転直下、〜した」の形で、結末へ一気に向かう含みがある。良い方向にも悪い方向にも使える。例文
- 交渉は難航していたが、社長同士の会談をきっかけに急転直下で合意に至った。
- 事件は新証言の出現によって急転直下、真相解明へ向かった。
- ドラマの最終回は急転直下の展開で、視聴者を驚かせた。
- 天候の悪化で計画は急転直下、中止が決定された。
- 選挙戦は終盤に入って急転直下の様相を見せ、情勢が大きく変わった。
類義語
- 急展開
- 急変
- どんでん返し
対義語
- 漸進
- 牛歩
- 緩慢