念念不忘
読み方
ねんねん ふぼう意味
ある事を一瞬たりとも忘れず、いつも心にかけ続けること。大切な人や恩義、志、目標、恨みなどを「念(思い)」として絶えず保ち続ける意。意志の強さや執念深さを表す場合もある。由来
中国古典由来の成句で、「念念」は次々と起こる思い・一瞬一瞬の心、「不忘」は忘れない意。仏教語としても用いられ、経典や漢詩文に見られる表現とされる。成立の正確な年・時代は不詳だが、漢文文化圏で古くから用いられ、日本へは漢籍受容(奈良〜平安期)以降に伝わったと考えられる。備考
やや硬い漢語表現。良い意味(恩義・志を忘れない)にも、悪い意味(恨みを忘れない)にも使える。口語では「忘れない」「心に刻む」に言い換えが多い。例文
- 師の教えを念念不忘として、研究を続けている。
- 被災地で受けた支援を念念不忘、今度は自分が誰かを助けたい。
- 彼は成功のために目標を念念不忘とし、毎日努力を重ねた。
- 幼い頃の屈辱を念念不忘にしているようで、彼の言葉はどこか刺々しい。
- 亡き友との約束を念念不忘に、今年も同じ場所を訪れた。
類義語
- 不忘
- 念頭不忘
- 刻骨銘心
- 終始一貫
- 念念在茲
対義語
- 一期一会
- 前代未聞
- 三日坊主