志大才疎
読み方
しだい さいそ意味
志や理想は非常に大きいが、それを実現するだけの才能・能力・実力が伴っていないこと。大きな目標を掲げる一方で、実行力や力量が不足している人物や状態を評していう。由来
中国の史書『宋史』張浚伝に見える「志大而才疏」、すなわち「志は大きいが才は疎い」に由来するとされる。『宋史』は元代の1343〜1345年ごろに編纂された史書で、日本では漢籍由来の成語として受容された。備考
人を批判する文脈で用いられることが多く、やや辛辣な表現。単に「夢が大きい」ことではなく、能力不足との対比が含まれる。例文
- 彼は世界を変えると豪語しているが、計画は粗く、周囲から志大才疎だと見られている。
- 若いころの私は志大才疎で、理想ばかり語って具体的な努力が足りなかった。
- 新規事業の構想は壮大だったが、運営能力が追いつかず、志大才疎の結果に終わった。
- 志大才疎と笑われないためには、大きな夢に見合う知識と技術を地道に磨く必要がある。
- 彼の演説は魅力的だが、実績が乏しいため、批判者は志大才疎の人物だと評している。
類義語
- 志大才短
- 眼高手低
- 大言壮語
- 実力不足
- 有名無実
対義語
- 大志有才
- 志操堅固
- 才徳兼備
- 知勇兼備