心外千万
読み方
しんがい せんばん意味
自分の意に反する扱い・評価・出来事に対して、まったく予想外で納得できず、非常に不愉快・不本意に感じること。特に、身に覚えのない非難や侮辱を受けたときに「きわめて心外だ」と強く訴える表現。由来
「心外」は、心の外、つまり思いもよらないこと・本意でないことを表す漢語。「千万」は数の多さから転じて「この上なく、非常に」という強調語として用いられる。二語が結びついた漢語的表現で、正確な成立年は不明。近世以降、特に江戸時代から明治期にかけて文語・改まった言い方として広まったと考えられる。備考
やや硬く古風な表現。日常会話よりも抗議文、弁明、演説、文学的文章などで、強い不満や屈辱感を示すときに使われる。例文
- 私が不正をしたかのように言われるのは、心外千万だ。
- 長年尽くしてきた会社から裏切り者扱いされ、彼は心外千万の思いだった。
- 事実を確認もしないで非難するとは、心外千万な態度である。
- 善意で助言しただけなのに嫌がらせと受け取られ、心外千万だった。
- その報道は私の発言を歪めており、心外千万と言わざるを得ない。
類義語
- 遺憾千万
- 心外至極
- 不本意極まりない
- 甚だ心外
- 迷惑千万
対義語
- 本望至極
- 満足至極
- 願ったり叶ったり
- 納得ずく