後悔噬臍
読み方
こうかい ぜいせい意味
物事が終わったあとで激しく悔やんでも、もう取り返しがつかないこと。手遅れになってから後悔することをいう。『噬臍』は自分のへそをかもうとしても届かないことから、どうにもならない悔いのたとえ。由来
中国古典に由来する成語です。『噬臍』の発想は『春秋左氏伝』(成立は中国戦国時代ごろ、紀元前4世紀前後)に見られ、自分のへそをかもうとしても届かないことから『手遅れ』を表しました。そこに『後悔』を添えた形で、強い悔恨を表す四字熟語として用いられます。正確な成立年は不詳です。備考
漢文由来の硬い表現で、日常会話では『後の祭り』『悔やんでも遅い』のほうが自然です。文章語・評論・演説などで見かけやすい語です。例文
- 締切前に原稿を保存しなかったため、データが消えてから後悔噬臍しても遅かった。
- 彼は健康診断を先延ばしにし、病気が進行してから後悔噬臍の思いに沈んだ。
- 契約書を十分に確認せず署名すると、後で後悔噬臍することになりかねない。
- 防災対策を怠れば、災害の後で後悔噬臍しても取り返しがつかない。
- 監督は選手交代の判断が遅れたことを、試合後に後悔噬臍の念とともに振り返った。
類義語
- 後悔先に立たず
- 後の祭り
- 覆水盆に返らず
- 臍を噬む
- 噬臍之悔
対義語
- 先見の明
- 用意周到
- 備えあれば憂いなし
- 転ばぬ先の杖