弱肉強食
読み方
じゃくにく きょうしょく意味
弱い者が強い者のえじきとなり、力を持つ者だけが生き残るということ。もとは自然界のあり方を表すが、転じて、競争の激しい社会・組織・国際関係などで、強者が弱者を容赦なく押しのけ支配する非情な状態や原理をいう。由来
古代中国以来の「強者が弱者を食う」という発想を四字に凝縮した漢語で、厳密な初出や成立年ははっきりしません。日本では明治時代(19世紀後半)、社会進化論や国際政治・競争社会を論じる文脈で広く使われるようになり、一般化しました。備考
自然界だけでなく、経済・政治・人間関係にも比喩的に使う。肯定的というより、冷酷で非情な競争原理を批判的に述べる場合が多い。例文
- 自然界は弱肉強食の世界だとよく言われる。
- その業界は弱肉強食で、実力のない会社はすぐに淘汰される。
- 戦国時代を弱肉強食の時代として描く小説は多い。
- 彼は、社会を弱肉強食の論理だけで説明するのは危険だと考えている。
- プロスポーツの世界では、結果がすべてという弱肉強食の現実がある。
類義語
- 優勝劣敗
- 適者生存
- 生存競争
- 弱者淘汰
対義語
- 共存共栄
- 相互扶助
- 共生
- 助け合い