弱肉強食
読み方
じゃくにくきょうしょく意味
- 強い者が弱い者を支配し、奪い、犠牲にして生き残ること。自然界の生存競争だけでなく、社会や組織における苛烈な競争原理をたとえて言う。
由来
仏教語・漢語に由来する四字熟語。原型はインド仏教の経典に見られる思想(弱者が強者の餌食になるという比喩)を、漢訳仏典で「弱肉強食」などの形で表したとされる。具体的な成立年は不詳だが、漢訳仏典(主に後漢〜唐代頃の訳出)を背景に日本へ伝来したと考えられる。備考
本来は生存競争のたとえだが、社会を評する語としては否定的・批判的に用いられることが多い。達成や称賛の文脈では不自然。例文
- 自然界では弱肉強食が当たり前だ。
- 業界再編が進み、弱肉強食の時代に入った。
- 弱肉強食の論理だけでは、組織は長続きしない。
- 彼は弱肉強食の現実を目の当たりにして価値観が変わった。
- 弱肉強食を是とする風潮に、私は違和感を覚える。
類義語
- 適者生存
- 優勝劣敗
- 強者生存
- 強肉弱食
対義語
- 共存共栄
- 互恵互助
- 相互扶助