廃寝忘食
読み方
はいしん ぼうしょく意味
寝ることをやめ、食事を忘れるほど、物事に深く熱中・没頭すること。学問、研究、仕事、創作などに非常に熱心に取り組み、休息や食事も顧みない状態を表す。由来
中国の成語「廃寝忘食」に由来する表現で、「寝を廃し、食を忘る」と訓読される。具体的な初出は定かではないが、古代中国の文献に見える「寝食を忘れる」系の表現がもとで、日本でも漢文訓読を通じて受容された。時期は中国古典由来で、少なくとも中世以前には類似表現が知られていたと考えられる。備考
努力や熱中を称える文脈で使われるが、睡眠や食事を犠牲にする極端さも含むため、健康面への注意を添えて用いられることも多い。例文
- 彼は新薬の開発に廃寝忘食で取り組み、ついに大きな成果を上げた。
- 受験を目前にして、彼女は廃寝忘食の勢いで参考書を読み込んでいる。
- 若いころの祖父は、発明に廃寝忘食で打ち込む職人だったという。
- その作家は締め切り前になると廃寝忘食で原稿を書き続ける。
- 廃寝忘食の努力は尊いが、健康を損なっては長続きしない。
類義語
- 寝食を忘れる
- 没頭専念
- 一心不乱
- 全身全霊
- 専心一意
対義語
- 飽食終日
- 無為徒食
- 遊惰放逸