広範多岐
読み方
こうはん たき意味
範囲が広く、関係する分野や項目が多方面にわたり、内容が入り組んでいること。対象が一つに限定されず、多くの領域にまたがるさまをいう。話題・業務・研究テーマ・影響などが「広く」「多い」ことを強調する表現。由来
「広範(範囲が広い)」と「多岐(道筋・分かれ道が多い=分野が多い)」を組み合わせた熟語的な四字語。特定の故事成語に由来するというより、近代以降の公文書・学術・ビジネス文脈で用いられる漢語表現として定着したとされる。成立年代は明確な特定が困難(不詳)。備考
「広範多岐にわたる/及ぶ」の形で使うのが一般的。やや硬い文章語で、話し言葉では「幅広い」「いろいろ」と言い換えられる。例文
- この問題は広範多岐にわたるため、部門横断で検討する必要がある。
- 広範多岐な業務を一人で抱え込むと、品質が落ちかねない。
- 研究テーマが広範多岐に及ぶので、まず焦点を絞ろう。
- 顧客の要望は広範多岐で、優先順位の合意形成が欠かせない。
- 災害の影響は広範多岐に及び、復旧には長期の支援が必要だ。
類義語
- 広汎多岐
- 多種多様
- 多岐多端
- 広範囲
- 多方面
対義語
- 単純明快
- 一目瞭然
- 狭量寡聞