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広大無辺

読み方

こうだい むへん

意味

非常に広くて、どこまでも果てがないこと。また、土地や空間だけでなく、慈悲・知識・可能性などが限りなく大きいことをたとえていう表現。雄大で尽きることのない広がりを強調するときに使う。

由来

漢語由来の表現です。「広大」はきわめて広いこと、「無辺」は境目や果てがないことを意味します。中国の仏教漢訳経典などに通じる語法と考えられますが、正確な初出年は不明です。日本では平安期以降、仏教的・漢文的表現として受け入れられたとみられます。

備考

主に文章語で、やや格調高い表現です。土地・海・空・宇宙などの実景にも、慈悲・知識・可能性など抽象的な対象にも使えます。

例文

  • 砂漠の向こうに広がる広大無辺の空に、旅人たちはしばらく見入っていた。
  • 宇宙の広大無辺さを思うと、日々の悩みが少し小さく感じられる。
  • 彼の学識は広大無辺で、どんな分野の質問にも落ち着いて答えてくれる。
  • 海は広大無辺に見えるが、実際には人間活動の影響を強く受けている。
  • その作家は、人間の想像力の広大無辺な可能性を物語の中で描いた。

類義語

  • 広漠無辺
  • 無辺無際
  • 果てしない

対義語

  • 有限
  • 狭隘
  • 局限

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