左顧右眄
読み方
さこ うべん意味
周囲の様子を気にして、左を見たり右を見たりと視線をさまよわせること。あちこちに気を取られて決断できなかったり、人の顔色をうかがって態度が定まらないさまもいう。由来
「左顧」は左を振り向いて見ること、「右眄」は右を流し目に見ること。中国の古典由来の成語で、典拠は特定しにくい(出典・成立年代は不詳)。日本では漢籍の素読を通じて近世以前から用いられたとされる。備考
主に否定的評価で用いる。文字どおり「左右を見る」だけでなく、優柔不断・人目を気にする態度の比喩として使われる。例文
- 面接中に左顧右眄していると、自信がないように見える。
- 会議では左顧右眄せず、まず自分の意見を述べるべきだ。
- 彼は上司の顔色をうかがって左顧右眄し、結局判断を先送りにした。
- 新人が会場を左顧右眄しているのを見て、緊張しているのだと分かった。
- 噂に振り回されて左顧右眄するより、事実を確認しよう。
類義語
- 右顧左眄
- 右往左往
- 優柔不断
対義語
- 一心不乱
- 専心一意
- 泰然自若