左往右往
読み方
さおう うおう意味
急な出来事や予想外の状況に直面して、どうしてよいか分からず、あちこちに動き回ったり、態度や行動が定まらず落ち着きを失っている様子。物理的に走り回る場合にも、気持ちや判断が揺れて定まらない場合にも用いる。由来
「左へ行ったり右へ行ったりする」という字義から成る語。中国古典に見られる漢語由来とされ、日本でも漢文訓読を通じて定着した。日本語としての成立・普及の正確な年代は不明だが、近世以前から用例がある。備考
混乱して落ち着かない様子を表す。やや口語的で、人物・組織どちらにも用いる。誤用で「右往左往」とする例もあるが、こちらも語として通用する。例文
- 地震速報を聞いた途端、家族は左往右往して避難経路が定まらなかった。
- 初めての会議進行で、質問が相次ぎ司会は左往右往してしまった。
- SNSのデマが広がり、現場は情報が錯綜して左往右往している。
- 締め切り直前に仕様変更が入り、開発チームは左往右往した。
- 彼は突然の指名に頭が真っ白になり、左往右往するばかりだった。
類義語
- 右往左往
- 周章狼狽
- 狼狽困惑
- 慌てふためく
対義語
- 泰然自若
- 沈着冷静
- 悠々自適