山高水長
読み方
さんこう すいちょう意味
人のすぐれた徳や人格、立派な功績が、高い山や長く流れる水のように末永く伝わり、後世まで敬われること。転じて、気高い精神や教えの影響が長く残ることにもいう。由来
中国・北宋の范仲淹が『厳先生祠堂記』で、後漢の高士・厳光(厳子陵)をたたえて記した「先生之風、山高水長」に由来する。成立は11世紀半ば、1040年代ごろとされる。高い山と長く流れる水に、人格や遺徳の永続性を重ねた表現。備考
中国古典由来の漢文調の語。日常会話より、追悼文・顕彰文・碑文・式辞などで、人物の徳や功績を格調高くたたえる場面で使われやすい。例文
- 恩師の教えは山高水長で、卒業した今も私たちの指針であり続けている。
- 地域医療に生涯を捧げた医師の徳を、町の人々は山高水長とたたえた。
- 碑文には「先生之風、山高水長」と刻まれ、先人への深い敬意が示されている。
- 追悼式では、故会長の功績が山高水長であると述べられた。
- 名君の残した政治理念は山高水長として、何世代にもわたって語り継がれた。
類義語
- 流芳百世
- 名垂青史
- 千古不朽
対義語
- 忘れ去られる
- 名も残らない
- 湮滅無聞