屏息凝視
読み方
へいそく ぎょうし意味
息をひそめ、じっと目をこらして見つめること。驚き・緊張・恐れ・期待などのために声や息を立てず、対象の動きや成り行きを集中して見守るさまを表す。由来
「屏息」は息をおさえる、息をひそめる意、「凝視」は目をこらしてじっと見る意。いずれも漢語で、中国古典に見える「屏息」などの語を背景に、日本でも漢文訓読・漢語表現として受容された。四字句としての成立時期や初出文献は不詳で、具体的な年は特定されていない。備考
やや硬い文章語。会話では「息をのんで見守る」「じっと見つめる」の方が自然な場合が多い。緊張感や劇的な場面の描写に適する。例文
- 観客は最後の一投を屏息凝視して見守った。
- 研究員たちは、実験装置の針が動く瞬間を屏息凝視した。
- 闇の中から物音が聞こえ、彼は入口を屏息凝視していた。
- 判決が読み上げられるあいだ、法廷の人々は裁判官を屏息凝視した。
- 画面に映る救助の様子を、家族は屏息凝視して見つめていた。
類義語
- 息を殺して見つめる
- 固唾をのんで見守る
- 凝視
- 注視
- 熟視
- 凝眸熟視
対義語
- 一瞥
- よそ見
- 漫然と見る
- 見過ごす