少年老成
読み方
しょうねん ろうせい意味
年が若いのに、考え方や言動が落ち着いていて、経験を積んだ大人のようにしっかりしていること。また、そのような人をいう。年齢に似合わない思慮深さや円熟味をほめていう場合が多い。由来
中国由来の漢語表現です。『老成』という語自体は古く『詩経』などの中国古典(紀元前11〜6世紀ごろ成立)に見られ、経験を積んで落ち着いたさまを表しました。これに『少年』を組み合わせて、若いのに老練である意を表すようになったもので、正確な初出年は不詳です。日本には漢籍の受容を通じて伝わりました。備考
主に若者の言動や判断力が年齢以上に落ち着いていることを表す。多くはほめ言葉だが、文脈によっては「若々しさに欠ける」という含みを帯びることもある。例文
- 彼はまだ高校生なのに、少年老成の受け答えで周囲を驚かせた。
- その作家は十代のころから少年老成の文章を書くことで知られていた。
- 会議での彼女の冷静な判断は、まさに少年老成というほかなかった。
- 祖父は、父が子どものころから少年老成だったとよく語っている。
- 少年老成に見える彼も、実は年相応の悩みを抱えていた。
類義語
- 早熟
- 大人びる
- 老成持重
- 分別がある
対義語
- 乳臭未乾
- 青二才
- 幼稚未熟
- 若気の至り