小家碧玉
読み方
しょうか へきぎょく意味
家柄は高くないが、清らかで美しい娘のこと。転じて、飾り気はないが上品で、つつましい魅力をもつ若い女性をほめていう語。中国古典に由来するため、現代日本語ではやや文語的・雅語的な響きがある。由来
中国・東晋の孫綽による4世紀ごろの詩とされる『情人碧玉歌』の一句「碧玉小家女…」に由来するとされる。「小家」は身分の高くない家、「碧玉」は美しい娘の名・美人の象徴で、そこから「庶民的で可憐な美しい娘」の意になった。異説もあるが、中国古典由来の成語として定着している。備考
中国古典由来の文語的表現で、現代会話ではかなり硬い。女性の容姿や身分に触れる語なので、本人に直接使うと古風・評価的に響くことがある。例文
- 彼女の清楚なたたずまいは、まさに小家碧玉というべきだ。
- その歴史小説では、主人公は小家碧玉の娘として登場する。
- 祖母は近所の娘さんを見て、『小家碧玉の趣があるね』と目を細めた。
- 豪華さよりも、小家碧玉のような素朴な美しさに心をひかれる人も多い。
- 中国古典では、大家閨秀と対比して小家碧玉という表現が用いられることがある。
類義語
- 楚楚可憐
- 窈窕淑女
- 深窓の佳人
対義語
- 大家閨秀