寸草春暉
読み方
すんそう しゅんき意味
小さな草が春の日の光の恵みに報いきれないように、子が親から受けた深い愛情や恩に十分報いることは難しい、という意味。親の恩の大きさ、またそれに感謝し孝行したい気持ちを表す。由来
中国・唐代の詩人、孟郊の詩「遊子吟」にある句「誰言寸草心、報得三春暉」に由来する。「寸草」は小さな草で子を、「春暉」は春の暖かな日光で母の慈愛をたとえる。成立は唐代、孟郊の活動時期からおよそ8世紀末〜9世紀初めとされる。備考
古風で文章語的な表現。日常会話より、手紙・式辞・随筆などで親への感謝や孝行の気持ちを格調高く述べる際に用いられる。例文
- 母の介護を通して、改めて寸草春暉の思いを深くした。
- どれほど仕送りをしても、両親の苦労を思えば寸草春暉にすぎない。
- 卒業式の日、彼は両親への手紙に寸草春暉の感謝をつづった。
- 親元を離れて初めて、寸草春暉という言葉の重みが分かった。
- 成功した今こそ、寸草春暉の心を忘れず、両親を大切にしたい。
類義語
- 慈烏反哺
- 反哺之孝
- 烏鳥私情
- 父母恩重
対義語
- 忘恩負義
- 不孝
- 親不孝
- 恩知らず