寸歩不離
読み方
すんぽ ふり意味
ほんのわずかな距離や時間でさえ離れず、いつも相手のそばにいること。転じて、強い愛情・忠誠心・監視・警護などのために、片時も離れず付き添う様子をいう。由来
中国の漢語表現に由来すると考えられる。『寸歩』はごくわずかな歩み・距離、『不離』は離れない意で、合わせて『ほんの少しも離れない』を表す。正確な初出や成立年は不詳だが、中国古典系の表現が日本に伝わり、四字熟語として定着した。備考
やや硬い文章語的な表現。愛情・忠誠・警護・監視など、理由はさまざまだが『片時も離れない』強い密着状態を表す。日常会話では言い換えられることも多い。例文
- 幼い弟は母に寸歩不離でついて回っていた。
- 秘書は出張中、社長に寸歩不離で付き従った。
- 警護員たちは要人を寸歩不離で守っている。
- 入院中の祖父のそばに、祖母は寸歩不離で寄り添っていた。
- その犬は飼い主を慕い、散歩中も寸歩不離だった。
類義語
- 形影不離
- 如影随形
- 片時も離れない
対義語
- 離合集散
- 疎遠
- 没交渉