実事求是
読み方
じつじ きゅうぜ意味
事実や実際の事柄にもとづいて、物事の真理や本質を追究すること。先入観や空論に頼らず、証拠・実態を重んじて正しい結論を得ようとする姿勢を表す。由来
中国の歴史書『漢書』河間献王伝に見える「修学好古、実事求是」に由来する。『漢書』は後漢の班固らにより1世紀末ごろ成立したとされ、日本では学問・調査研究の態度を表す語として受容された。備考
硬い表現で、学術・研究・行政・経営方針などで使われる。中国語圏では政治的スローガンとしても有名だが、日本語では主に実証的態度を指す。例文
- 研究者には、仮説に固執せず実事求是の態度でデータを読む姿勢が求められる。
- 現場の声を聞かずに改革案を作るのではなく、実事求是で課題を洗い出そう。
- 彼の報告書は派手さはないが、実事求是に徹していて信頼できる。
- 歴史を学ぶときは、伝説と史料を区別し、実事求是の精神を忘れてはならない。
- 新商品の失敗原因を感情論で片づけず、実事求是の観点から分析した。
類義語
- 実証主義
- 事実尊重
- 現実直視
- 格物致知
対義語
- 空理空論
- 机上の空論
- 荒唐無稽
- 牽強付会