完全無欠
読み方
かんぜん むけつ意味
少しの欠点や不足もなく、すべてが申し分ないこと。人・作品・計画・能力などについて、非の打ちどころがないほど整っているさまを表します。由来
明確な初出年は不詳です。中国古典の特定の一句に由来するというより、「完全」と「無欠(欠けたところがない)」という漢語を重ねて意味を強めた表現と考えられます。日本語では近代(明治〜大正期ごろ)には一般的に用いられるようになったとみられます。備考
強い褒め言葉ですが、実際には誇張表現として使われることもあります。人物評では、称賛だけでなく皮肉や距離感を含む場合もあります。例文
- 彼の報告書は内容も構成も完全無欠で、上司から高く評価された。
- 彼女は舞台で完全無欠の演技を見せ、観客を魅了した。
- その計画は一見完全無欠に思えたが、実行段階で課題が見つかった。
- 完全無欠の人物に見えても、本人なりの苦労や弱さはあるものだ。
- この作品は映像美と音楽が調和し、完全無欠の仕上がりだと評された。
類義語
- 十全十美
- 完璧無比
- 完璧
- 非の打ち所がない
対義語
- 不完全
- 欠点だらけ
- 不備多端