安心立命
読み方
あんしん りつめい意味
心が安らかで不安がなく、天命を悟って運命を受け入れ、どっしり落ち着いて生きること。物事の成り行きを静かに受容し、外的状況に左右されずに心を定める態度をいう。由来
中国思想、とくに儒教(『論語』の「知命」など)に由来する語とされるが、特定の典拠や成立年代は明確ではない。日本では漢文素養を通じて受容され、近世以降の文語・漢語表現として用いられてきた。備考
やや硬い文語的表現。宗教(仏教)よりも「天命を知る」など儒教的文脈で語られやすいが、一般に「達観して落ち着く」意味でも使われる。例文
- 病を得てから、安心立命の境地を少し理解できるようになった。
- 結果に執着しすぎず、安心立命して日々の仕事に向き合う。
- 彼は批判を受けても動じず、安心立命の態度を崩さなかった。
- 老後は安心立命で、自然体に暮らしたい。
- 状況が不確かでも、まず心を整え安心立命して判断することが大切だ。
類義語
- 安心
- 安穏
- 泰然自若
- 平穏無事
- 心安らか
対義語
- 不安動揺
- 疑心暗鬼
- 心神不安