孤苦零丁
読み方
こく れいてい意味
身寄りがなく、頼る人もいないまま、孤独で苦しい境遇にあること。親族や支援者に恵まれず、ひとり寂しく困窮している状態を表す。由来
中国古典に由来する語。特に西晋時代、3世紀末ごろの李密「陳情表」に見える「零丁孤苦」(幼くして孤独で苦しむ意)が典拠とされる。日本では語順を「孤苦零丁」として用いる形も定着した。備考
文学的・漢文調の硬い表現で、日常会話ではまれ。人の境遇への同情や叙述に使われることが多い。例文
- 戦乱で家族を失った彼は、孤苦零丁の身となった。
- 孤苦零丁の境遇にあっても、彼女は学問を諦めなかった。
- その物語は、孤苦零丁の少年が成長していく姿を描いている。
- 老いて孤苦零丁となった人々を支える制度が必要だ。
- 彼の手紙には、異郷で孤苦零丁に耐える寂しさがにじんでいた。
類義語
- 天涯孤独
- 孤立無援
- 孤影悄然
- 形影相弔
対義語
- 一家団欒
- 親族繁栄
- 和気藹藹