天長地久
読み方
てんちょう ちきゅう意味
天地が永遠に存在するように、物事がきわめて長く続くこと。転じて、国家の繁栄や平和、夫婦・友情などの関係が末永く変わらないことを祝ったり願ったりするときに用いる、格調の高い表現。由来
中国戦国時代ごろ(紀元前4〜3世紀頃)に成立したとされる『老子』第七章の「天長地久」に由来する。「天は長く、地は久し」という語から、天地のように永遠であること、また長く続く繁栄や平安を表すようになった。日本でも漢籍受容以後、祝賀・祈願の文脈で用いられてきた。備考
主に文章語・祝辞・碑文などで使われる格調高い語。日常会話ではやや古風で硬い。永続する繁栄・平和・関係を寿ぐ場面に向く。例文
- 二人の契りが天長地久であるよう、神前で静かに祈った。
- 祝辞では、地域の平和と繁栄が天長地久に続くことを願う言葉が述べられた。
- 古い碑文には、国家の安泰と皇室の天長地久を寿ぐ文言が刻まれている。
- その寺の扁額には、仏法の天長地久を祈る力強い文字が記されていた。
- 彼はこの友情が天長地久のものだと信じ、遠く離れても連絡を絶やさなかった。
類義語
- 天壌無窮
- 永久不変
- 万古不易
- 千秋万歳
対義語
- 諸行無常
- 有為転変
- 盛者必衰