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天花乱墜

読み方

てんか らんつい

意味

弁舌や文章表現が非常に巧みで、人を感心させるほど華やかなこと。また、言葉が美しく飾られすぎて大げさに聞こえること。褒め言葉としても使われるが、内容より言い回しばかりが派手だという批判的な意味でも用いられる。

由来

中国・南北朝時代の梁(6世紀ごろ)の故事に由来する。僧の雲光が経を講じたところ、その説法に感応して天から花が乱れ降ったと伝えられたことから、すばらしい説法・弁舌をたとえる語となった。漢籍では「天花乱墜」として伝わり、日本にも仏教語・漢語表現として受容された。

備考

「天花」は仏教で天上の花の意。現代ではやや硬い文章語で、称賛にも皮肉にも使うため文脈に注意。

例文

  • 彼の講演は天花乱墜の弁舌で、会場の聴衆を一気に引き込んだ。
  • 広告文は天花乱墜だったが、実際の商品にはそれほどの新しさはなかった。
  • 候補者は天花乱墜に政策を語ったものの、具体的な財源には触れなかった。
  • 作家の天花乱墜の文章に魅了され、最後まで一気に読み進めた。
  • 上司の説明は天花乱墜で聞きごたえはあったが、要点をつかむのに苦労した。

類義語

  • 立て板に水
  • 弁舌爽やか
  • 巧言令色
  • 美辞麗句
  • 舌先三寸

対義語

  • 訥弁
  • 口下手
  • 朴訥
  • 質実剛健

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