天孫降臨
読み方
てんそん こうりん意味
日本神話で、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、天上の高天原から地上に降り、葦原中国を治めるために降臨したこと。転じて、神聖な存在や権威ある人物が地上・現場に現れることを、やや大げさに表す場合もある。由来
『古事記』(712年)や『日本書紀』(720年)に見える日本神話に由来する。天照大神が孫の瓊瓊杵尊を地上へ遣わし、三種の神器を授けたとされる神話で、降臨地は日向の高千穂峰・高千穂地方などと伝えられる。備考
神話・歴史・神道に関わる語で、日常会話では比喩的に使うと大げさ・皮肉に響くことがある。宮崎・鹿児島などの観光文脈でもよく見られる。例文
- 天孫降臨の神話は、古代日本の王権観を考えるうえで重要な題材である。
- 宮崎を旅行したとき、天孫降臨ゆかりの地として知られる高千穂を訪ねた。
- 授業では『古事記』の天孫降臨の場面を読み、三種の神器の意味を話し合った。
- その政治家の登場を、支持者たちはまるで天孫降臨のように歓迎した。
- 天孫降臨を描いた絵巻には、天上から神が地上へ下る荘厳な場面が表現されている。
類義語
- 瓊瓊杵尊降臨
- 天降り
- 降臨神話