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天姿国色

読み方

てんし こくしょく

意味

生まれつき備わった、並外れて美しい容姿のこと。特に、国中に並ぶ者がいないほど美しい女性をたたえていう語。人工的な化粧や飾りではなく、天から授かったような自然な美しさを強調する。

由来

中国由来の成語。「天姿」は天から授かった生まれつきの姿・容貌、「国色」は一国で最もすぐれた美色、または絶世の美女を意味する。正確な初出年は不詳だが、中国古典で美女を評する語として用いられ、日本には漢籍受容を通じて伝わった。成立時期は少なくとも中世以前とされるが詳細は未詳。

備考

主に女性の美貌を称える文語的・古風な表現。現代の日常会話ではやや大げさに響くため、小説・評論・歴史物などで使われやすい。

例文

  • その舞姫は天姿国色とうたわれ、都じゅうの評判になった。
  • 肖像画に描かれた王妃は、まさに天姿国色の美しさを備えている。
  • 彼女の気品ある立ち居振る舞いは、天姿国色という言葉にふさわしい。
  • 物語の主人公は天姿国色の姫として描かれ、多くの人々を魅了する。
  • 化粧をしていなくても彼女は目を引くほど美しく、友人たちは天姿国色だとほめた。

類義語

  • 傾国傾城
  • 絶世美人
  • 国色天香
  • 羞花閉月
  • 沈魚落雁

対義語

  • 容貌魁偉
  • 凡庸
  • 醜悪

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