天佑神助
読み方
てんゆう しんじょ意味
天の加護や神の助けによって、物事がうまく運ぶこと。また、危機的な状況で人知を超えた力に守られ、思いがけない幸運や援助を得ることをいう。やや文語的で、厳かな響きをもつ表現。由来
中国の漢語表現に由来し、「天佑(天の助け)」と「神助(神の助け)」を重ねて強調した語です。特定の初出文献や年は未詳ですが、中国古典系の語彙として古くから用いられ、日本でも近世(江戸時代・17〜19世紀)までに文語表現として定着したと考えられます。備考
宗教的・文語的な響きが強く、日常会話より文章や演説、歴史叙述で使われやすい。文字どおりの加護だけでなく、比喩的に「思いがけない幸運」の意味でも用いられる。例文
- 絶体絶命と思われたが、天佑神助により一命を取り留めた。
- 創業期の大きな危機を乗り越えられたのは、まさに天佑神助というほかなかった。
- 嵐の海から無事に帰還できたことを、船員たちは天佑神助だと喜んだ。
- 受験当日に体調が回復したのは、本人にとって天佑神助のように感じられた。
- 戦乱の中で家族と再会できたことを、祖母は天佑神助のおかげだと語った。
類義語
- 神明加護
- 神仏加護
- 天の助け
- 冥加
対義語
- 孤立無援
- 四面楚歌
- 天罰覿面