漢字辞典.com

大言無当

読み方

たいげん むとう

意味

実際には根拠や中身がないのに、必要以上に大きなことを言うこと。また、その発言や態度。話が誇大で現実性に乏しく、聞く側に「口先だけ」「当てにならない」という印象を与える場合に使う。

由来

「大言」は大きなことを言う意、「無当」は内容が実情に当てはまらず、的を外れている意。中国古典に見えるこれらの語義を背景に成立した漢語的表現で、源流は中国戦国時代ごろ(紀元前4~3世紀)までさかのぼると考えられる。ただし、「大言無当」という四字句そのものの厳密な初出や、日本で定着した正確な時期ははっきりしない。

備考

人の発言・公約・計画などを批判的に評するやや硬い語。単に目標が大きいだけでなく、根拠や実現性の乏しさまで含んでいう点に注意。

例文

  • 彼の提案は聞こえは立派だが、具体策がなく大言無当だ。
  • 選挙で実現不可能な公約ばかり並べれば、大言無当と批判されても仕方がない。
  • 実績も準備もないまま世界一になると言っても、大言無当に聞こえるだけだ。
  • 上司は私のプレゼンを聞いて、『理想は大切だが、大言無当では人は動かせない』と言った。
  • その広告は派手な表現が多く、消費者から大言無当の宣伝だと受け取られた。

類義語

  • 大言壮語
  • 荒唐無稽
  • 空理空論
  • 虚張声勢

対義語

  • 有言実行
  • 不言実行
  • 言行一致
  • 実事求是

この四字熟語に含まれる漢字

同じ漢字を含む四字熟語

同じ漢字を含むことわざ