大敵当前
読み方
たいてき とうぜん意味
大きな敵や重大な障害が目の前に迫り、目前の危機として差し迫っていること。状況が切迫しており、対処や決断を急がねばならない場面をいう。比喩的に、強敵・難題・難局が目前にある場合にも用いる。由来
中国の成句に由来するとされる。「大敵」は強大な敵、「当前」は“目の前・目前”の意。古典・兵書系の用例に連なる表現と考えられるが、成立年代や初出文献の特定は難しく、具体的な年・時代は不詳。日本語では漢文訓読語として定着した。備考
やや硬い漢語表現。日常会話より文章・演説・報道向き。「強敵が目前」「難局が目前」の比喩にも使う。読みは「たいてきとうぜん」が一般的。例文
- 決勝戦を前にして、大敵当前の緊張が走った。
- 資金繰りが尽きかけており、まさに大敵当前の局面だ。
- 大敵当前と知りつつ、彼は一歩も退かなかった。
- 不祥事の発覚で取引停止の危機にあり、会社は大敵当前の状況に陥った。
- 大敵当前のときこそ、冷静に情報を集めるべきだ。
類義語
- 危機一髪
- 一触即発
- 存亡之秋
- 背水之陣
- 絶体絶命
対義語
- 安全無事
- 泰平無事
- 平穏無事