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大山鳴動

読み方

たいざん めいどう

意味

大きな山が鳴り動くほどの騒ぎ、という意味から、前評判・準備・騒動ばかりが非常に大きいのに、実際の結果や成果がごく小さいことをいう。多くは「大山鳴動して鼠一匹」の形で、期待外れや肩すかしを表す。

由来

古代ローマの詩人ホラティウス(紀元前65〜8年)の『詩論』にあるラテン語句「山々が産気づき、滑稽な鼠が生まれる」に由来するとされる。日本では西洋の寓話・格言の翻訳として近世末〜明治期以降に広まり、「大山鳴動して鼠一匹」の形で定着した。正確な日本語化の年は不明。

備考

「大山」は「だいせん」ではなく「たいざん」と読む。単独でも使えるが、「大山鳴動して鼠一匹」の形が最も一般的。批判的・皮肉な文脈で用いられる。

例文

  • 新制度の発表は大山鳴動の末、実際には名称が少し変わっただけだった。
  • 大規模な組織改革と聞いて身構えたが、ふたを開ければ大山鳴動して鼠一匹だった。
  • 連日の報道で世間は騒然としたが、調査結果は大山鳴動に終わった。
  • 社長が何度も予告した新商品は、性能差がほとんどなく、大山鳴動という印象を受けた。
  • 会議を三か月も重ねたのに決まったのは休憩時間だけで、まさに大山鳴動だ。

類義語

  • 大山鳴動して鼠一匹
  • 空騒ぎ
  • 拍子抜け
  • 竜頭蛇尾
  • 看板倒れ
  • 羊頭狗肉

対義語

  • 大騒ぎせず成果を上げること
  • 少数精鋭
  • 実利重視

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