大山鳴動
読み方
たいざんめいどう
意味
大きな動きや騒ぎが起こりそうに見えて、実際には大した結果に終わること。多くは「大山鳴動して鼠一匹」として用いられる。
由来
原典は古代ローマの詩人ホラティウス(紀元前1世紀)の『詩論』の一句「山々がうなり、鼠が一匹生まれる」。日本では漢文経由で「大山鳴動して鼠一匹」として定着した。正確な伝来年代は不詳。
備考
単独の「大山鳴動」だけでも通じるが、慣用的には「大山鳴動して鼠一匹」と結ぶ。皮肉・批判のニュアンスが強いので対象に配慮。
例文
- 新制度の発表で社内は大山鳴動だったが、ふたを開ければ手続きが少し変わっただけだ。
- 鳴り物入りの新商品は大山鳴動に終わり、売れ行きは伸びなかった。
- 記者会見まで開いたのに結論は先送りで、大山鳴動の印象が残った。
- SNSで炎上して大山鳴動したが、調査の結果は誤解だった。
- 大山鳴動して鼠一匹と言われぬよう、準備した施策を最後までやり切ろう。
類義語
- 大山鳴動して鼠一匹
- 雷声大雨点小
- 尻すぼみ
対義語
- 沈黙無言
- 泰然自若
- 平穏無事