多種多様
読み方
たしゅ たよう意味
種類が多いだけでなく、性質・形・内容・考え方などもそれぞれさまざまであることを表す。物事が一つの型に収まらず、豊かなバリエーションをもって存在している状態をいう。人、商品、文化、意見、方法など幅広い対象に使える。由来
「多種(種類が多い)」と「多様(あり方がさまざま)」という二つの漢語を重ねて意味を強めた表現。特定の故事・古典の一節に直接由来する成句ではなく、和漢語的に成立した四字熟語と考えられる。正確な初出年は未詳だが、近代以降、少なくとも明治〜大正期には一般的な表現として定着したとみられる。備考
肯定的に「種類やあり方が非常に豊富」という意味で使うことが多い。やや書き言葉的だが、日常会話・説明文・ビジネス文書のいずれでも自然に用いられる。例文
- この店では、多種多様な野菜や調味料を取りそろえている。
- 現代社会では、多種多様な価値観を尊重する姿勢が求められる。
- 文化祭には多種多様な企画が並び、来場者を楽しませた。
- インターネット上には、多種多様な情報があふれている。
- 研究チームは多種多様なデータを分析し、新しい傾向を見いだした。
類義語
- 千差万別
- 種々様々
- 十人十色
- 百人百様
対義語
- 千篇一律
- 画一的
- 単一
- 一様