多士済済
読み方
たし せいせい意味
多くの優れた人物(才能ある人材)が、勢いよく集まっているさまをいう。「済済」は整然と並ぶ・盛んである意。組織や集団に有能な人が多くそろっていることをほめて用いる。由来
中国古典に由来する語。「多士」は多くの士(学識・才能ある人)、「済済」は人が整って集まるさま。『詩経』などに見える表現とされ、日本では漢籍受容以後(平安期以降)に漢語として定着したと考えられるが、厳密な成立年は不詳。備考
「済々/済済」は「せいせい」と読む。人材の多さを称賛する硬い表現で、文章語・スピーチ向き。単に人数が多い意味では使いにくい。例文
- この研究室は多士済済で、議論の質が高い。
- 新プロジェクトのメンバーは多士済済、成功は間違いないと言われた。
- 多士済済の壇上に立つと、さすがに緊張する。
- 彼の周囲には多士済済の人材が集まり、自然にチームが強くなる。
- 多士済済を誇る部署でも、まとめ役がいなければ機能しない。
類義語
- 多士多才
- 俊才群集
- 英才群集
- 人材豊富
- 人才済済
対義語
- 人材枯渇
- 寡兵
- 無能集団