報恩謝徳
読み方
ほうおん しゃとく意味
受けた恩や恵みを忘れず、感謝の気持ちを表し、その恩に報いようとすること。親・師・主君・社会など、自分を助け導いてくれた存在への感謝と返礼の姿勢をいう。由来
「報恩」は受けた恩に報いること、「謝徳」は相手の徳や恵みに感謝すること。中国の漢文・仏教語に由来する語構成で、日本でも仏教的倫理語として奈良〜平安期(8〜10世紀)ごろから「報恩」の語が広く用いられた。四字熟語としての「報恩謝徳」の初出年代は不詳。備考
日常会話ではやや硬く、式辞・法話・感謝状・記念文など改まった場面で使われやすい。仏教的・道徳的な響きがある。例文
- 両親の苦労を思えば、社会人になってからの仕送りは私なりの報恩謝徳である。
- 恩師の退職祝いに、教え子たちは報恩謝徳の思いを込めて記念文集を贈った。
- 会社を立て直せたのは地域の支援のおかげなので、今後は雇用創出で報恩謝徳を果たしたい。
- 寺の法話では、日々の生活の中で報恩謝徳を忘れないことの大切さが説かれた。
- 彼は奨学金で学べたことに感謝し、後輩を支援する基金を作って報恩謝徳の志を示した。
類義語
- 知恩報恩
- 報恩感謝
- 感恩報謝
- 恩に報いる
- 謝恩
対義語
- 忘恩負義
- 背恩忘義
- 恩知らず
- 忘恩